飽和演算

読み:ほうわえんざん
外語:saturation calculation
品詞:名詞

桁溢れした時には、その飽和点を返す演算のこと。

ディジタル量の演算において、演算結果がオーバーフローする場合自動的に値を最小値〜最大値の範囲に修正する機能をもった演算。

例えば16ビットで考えると、数値は0〜0xFFFFまであるが、0xFFFFに1を加えると0xFFFFを返す。

画像処理や音声処理では、加算を続けて飽和時には飽和点に戻すような処理が求められる。この飽和演算は、それを自動的に行なってくれる演算機能である。

飽和時には返す値を飽和点に戻す処理が必要となるため、それを行なわない演算(ラップアラウンド)よりも処理が遅くなりがちである。

DSPなどでは一般的な演算であるが、最近では80x86系プロセッサでも、マルチメディア命令セットにこのような演算が存在する。