原子炉のタイプの一つで、減速材による分類の一つ。減速材に黒鉛を使うもの。旧ソ連やイギリスに多い。
現在、日本では稼働中の黒鉛炉は一基も存在しない。
本邦では、核兵器一発だけなら軽水炉でも充分、量産するなら黒鉛炉を建設することになると考えられている。
旧ソ連の商用発電は黒鉛炉が主力だったが、1986(昭和61)年4月26日にウクライナ(旧ソ連)のチェルノブイリ原発が爆発事故を起こし、世界的な問題となった。爆発の原因は炉の構造欠陥と不適切な操作が原因であるとされる。
現在のロシアは旧共産圏時代には輸入できなかった西側の原子力技術を導入し、より安全な原発への置き換えを進めているが、資金難でなかなか進んでいないようだ。