GXロケット

読み:ジーエックスロケット
外語:GX Rocket
品詞:固有名詞

現在開発中の国産次世代ロケットで、推進系にケロシン(灯油)やLNG(液化天然ガス)を使用する。

全長48メートル、直径3.3メートル。

かつて、宇宙開発事業団(NASDA、現JAXA)により開発されたJ-Ⅰロケットの後継であり、太陽同期軌道に約1トンの衛星打ち上げ能力を持つ二段式液体燃料ロケット「J-Ⅰ改良型ロケット」として開発されていたロケットである。

その後、民間の航空宇宙関連企業などが出資して「ギャラクシーエクスプレス」社が設立され、官民共同開発の「GXロケット」となった。

2006(平成18)年2月をめどに種子島宇宙センターから打ち上げ予定であったが、開発は大幅に遅延している。期待はされているが、そもそも完成するかどうかさえ現時点では怪しい。

二段式液体燃料ロケットである。

第一段ロケット液酸・ケロシンエンジン
第二段ロケット液酸・液化天然ガス(LNG)エンジン

主に中小型衛星の商業打ち上げを目的とした小型ロケットである。

目標

種子島からの打ち上げで、高度800kmの太陽同期軌道に約2トン、高度200kmの低高度軌道に約4.4トンの衛星打ち上げ能力を持たせることを目標とする。

構成

一段目はロシア製のNK33エンジンと米ロッキード・アトラスロケットの燃料タンクを組み合わせ燃料に液体酸素とケロシン(RP-1)を使い、真空中推力最大4152kNを実現させる目標である。

二段目はNASDA(現JAXA)と石川島播磨重工業の共同開発の新型エンジンで、燃料に液体酸素と液化天然ガス(LNG)を使い、真空中推力97kNを実現させる目標である。

燃料

液化天然ガス(LNG)は都市ガスの主成分でもあり安価だが、液体水素にも迫る性能を持つ。これを二段ロケットに使用するのはGXロケットが世界初となる予定である。

ガスゆえに、炎が青いのが特徴といえる。