宇宙航空研究開発機構(JAXA)(かつてのNASDA)により開発されたH-ⅡAロケットの6号機であり、本番 第4号機。
2003(平成15)年11月29日13:33(@231)に種子島宇宙センター大型ロケット発射場より発射されたが、失敗した。H-ⅡAロケットは6号機にして初めて打ち上げに失敗した。
情報収集衛星が2機搭載されるのは5号機と同様である。衛星が国防/軍事的な性質のものなので、安全保障上の問題から、打ち上げのライブ中継がされない点も5号機と同様であった。
打ち上げ価格中、ロケット側コストは約115億円とされている。同型のロケットのH-ⅡA・F3が102億円、F5が98億円とされているので、コストが跳ね上がった計算になるが、これは不調が頻発したためとみられる。このロケットには、ライブ中継用カメラなどは付けられていなかったようだ。
当初は2003(平成15)年9月10日に種子島宇宙センター大型ロケット発射場より発射予定だったが、固体ロケットブースター(SRB-A)に不具合が見つかり22日に延期、その後さらに1段目のエンジンのバルブ駆動装置に不具合が見つかり交換のため再延期されていた。
打ち上げ後、2本あるロケットブースター(SRB-A)のうち1本の分離に失敗し、高度及び速度の不足を第二段(LE-5B)でも回復不可能と判断され、2003(平成15)年11月29日13:43:53(@238)に地上からの指令で破壊された。
ちなみに固体ロケットブースター(SRB-A)に書いてある組織名はNASDAのままだった。
JAXAに書き換えるための予算すら無かったらしい。