H-ⅡAロケット増強型のファミリー仕様(機体識別名称)の一つ。
現状では案でしかなく、現物は存在しない。
212は、次の仕様を意味する。
打ち上げ時総重量は410トン。
第一段のLE-7Aと同様の姿をしたLRBが付けられるため、巨大なロケット2本を束にして打ち上げるような姿になる。形状が対称ではなくなることが打ち上げに際しての技術課題として存在する。
静止トランスファ軌道投入能力は7.5トン、低軌道投入能力は17トン。
肝心のLRBの開発が予算不足で中止となったためH-ⅡA212も事実上実現不可能となった。
その代わりとして従来4mだったH-ⅡAの径を5mとした拡張型(当初通称H-ⅡA+、その後H-ⅡBロケットと命名)が作られることとなった。