Intelにより開発された、Centrinoを構成するチップセットファミリー。
ノースブリッジとしてディスクリート・メモリ・コントローラ・ハブMCH-Mを搭載した855PMチップセットと、グラフィックス・メモリ・コントローラ・ハブGMCH-Mを搭載した855GMチップセットの2つがある。前者は開発コードネームOdem(オーデム)、後者はMontara-GM(モンタラ・ジーエム)である。
サウスブリッジには、ICH4のモバイル版であるICH4-Mを使う。ICH4-MはUSB 2.0(6ポート)への対応が特徴。USB 2.0対応を低コスト化できる。
855PM(Odem)は593ピンμFCBGAパッケージ。システムバスはPentium 4システムバスを低電圧化した400MHz(100MHzのQDR)バスで、帯域幅は3.2Gバイト/秒。DDR266/200対応で、4バンクで最大1Giバイトまでサポートする。AGP 2X/4X対応。
855GM(Montara-GM)は732ピンμFCBGAパッケージで、Intel 845Gと同等のグラフィックスコアを搭載している。またLVDSトランスミッタを内蔵しているためフラットパネル表示のためのLVDSトランスミッタを別途必要とせず、さらにDVOポート2チャネル内蔵により、TMDSトランスミッタなどを装着すればDVI出力やTV出力端子などの追加も可能。