レーザ測距装置。H-ⅡAロケット試験機1号機の性能確認用ペイロード(VEP-2)として搭載された測定器の一つ。筑波宇宙センターで製造された。
大きさは直径約50cmの球形、重量は約90kgで、その表面には入射方向に光を反射する「コーナー・キューブ・リフレクタ」が126個と曲面鏡24枚が張り付けられている。
要するに、鏡の付いたボールである。
打ち上げ後、第二段ロケットから切り離され、地球周回軌道に乗った。これは地上からレーザーを当てて反射してくる光を観測し往復時間から距離を求めることで、ロケットによる人工衛星軌道への投入精度を確認する。
ちなみに、分離はバネ仕掛けであった。バネであれば、宇宙空間でも、確実な分離が可能なのである。