Intelの開発したIA-32プロセッサで、Pentiumの後継製品。第六世代に属する。Socket 8という専用のソケットに装着する。
その後長く使われてゆく、数多くの新技術が採用された野心的なプロセッサである。しかしその後発表されたMMX命令には対応していない。
Pentiumでは6段階だったパイプラインを12段階に倍増し、2つだった命令実行ユニットを5つに増やした。
また、命令の順番にこだわらず実行ユニット毎に実行可能な命令をどんどん実行していくアウトオブオーダー実行機能や分岐予測機能なども導入された。
RISC変換などの32ビット部分の高速化のため、16ビット部分の性能は逆に劣化しているという、32ビット志向の割り切りのプロセッサである。
このため、当時主流だった、MS-DOSやWindows 3.1、Windows 95などで使用する場合は、通常のPentiumよりも低性能になってしまう。ゆえに一般ベースとしては普及せず、主としてサーバ機でWindows NTを稼働させるときに使用された。
後継はPentium Ⅱである。