スローン・ディジタル・スカイ・サーベイ。日米独による三次元宇宙地図を作る国際プロジェクト。
全天の1/4に渡り1億個以上の天体の位置と明るさを測定し、詳しい地図を作る。更に、100万個の銀河とクェーサーは距離も測定する。
SDSSの望遠鏡が設置されているアパッチポイント天文台は、アメリカの天体物理学研究機構(ARC)によって運営されている。これはカセグレン式望遠鏡の一種だが、SDSSの望遠鏡は広視野に渡り高画質が求められたため、光学系に二枚の反射鏡、結像系に二枚の補正レンズが使われており、特殊かつ斬新なメカニズムになっている。また普通の望遠鏡は格納庫の中に収められるものだが、日中の熱が格納庫内に籠り陽炎(乱流)が発生することを嫌ったため、SDSSの望遠鏡は観測時にはむき出しになる。
一つの観測結果として、銀河約20万個の分布構造を分析し、2003(平成15)年10月30日までに算出した宇宙年齢は約141億歳であった。
SDSSでは天体の明るさを表わすのにUBVシステムではなく独自の方法を用いており、ugrizの5種類の等級で表現する。それぞれ、u等級(中心波長355nm、波長幅60nm)、g等級(中心波長477nm、波長幅140nm)、r等級(中心波長623nm、波長幅140nm)、i等級(中心波長762nm、波長幅150nm)、z等級(中心波長913nm、波長幅120nm)、である。