Sandy Bridge-E

読み:サンディーブリッジ・イー
外語:Sandy Bridge-E 英語
品詞:商品名

Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャーの第二世代プロセッサーコア。ハイエンド向け。

目次

Sandy BridgeのCore i7 Extreme Edition製品用として2011(平成23)年11月に登場した。

最初の製品は、Core i7 Extreme Edition 3960Xと、Core i7 3930Kである。

仕様表

項目特徴
マイクロアーキテクチャーSandy Bridgeマイクロアーキテクチャー
コアのクロック周波数 
オペレーション速度最大6µop/サイクル
1次キャッシュ32Kiバイト/各コア
2次キャッシュ(MLC)256Kiバイト/各コア
3次キャッシュ(LLC)最大15Miバイト、全コア(CPUおよびGPU)で共有
製造プロセスルール32nm
ダイサイズ 
集積トランジスタ数 

Sandy Bridgeにおいては、CPUコアから見るとMLCは2次キャッシュ、LLCは3次キャッシュであるが、GPUコアから見るとLLCが2次キャッシュになるため、2次/3次という用語は使わず、MLC/LLCという。

技術仕様

  • メモリーコントローラー: 4チャンネル DDR3-1600
  • PCI Express 3.0: 40レーン
  • Sandy Bridgeより高クロック化 (同価格帯のBulldozer比で1〜3割程度高性能)
  • チップセット: Patsburg

プラットフォーム

後継

後継コアは、22nmにシュリンクされるIvy Bridgeが予定されている。

また、後継のアーキテクチャーは「Haswellマイクロアーキテクチャー」である。

ラインナップ

Sandy Bridge-Eシリーズは、次の三種類が発表されていた。

  • Sandy Bridge-EX (Xeon-E7/Core i7 Extreme) Socket R (キャンセル)
  • Sandy Bridge-EP (Xeon-E5) Socket R
  • Sandy Bridge-EN (ハイエンド) Socket B2

ブランド

次のような製品がある。

  • サーバー用
    • Xeon E5
  • デスクトップ用
    • Core i7 Extreme Edition
    • Core i7

サーバー用

  • Sandy Bridge-EP (Socket R(LGA2011))
    • Xeon E5
      • 4650L
      • 4650
      • 4640
      • 4620
      • 4617
      • 4610
      • 4607
      • 4603
      • 2690
      • 2687W
      • 2680
      • 2670
      • 2667
      • 2665
      • 2660
      • 2650
      • 2650L
      • 2643
      • 2640
      • 2637
      • 2630
      • 2630L
      • 2620
      • 2609
      • 2603
      • 1660
      • 1650
      • 1620
  • Sandy Bridge-EN (Socket B2(LGA1356))
    • Xeon E5
      • 2470
      • 2450
      • 2450L
      • 2440
      • 2430
      • 2430L
      • 2420
      • 2407
      • 2403
      • 1428L

デスクトップ用

  • Sandy Bridge-EP (Socket R(LGA2011))
    • Core i7 Extreme Edition
      • 3960X
    • Core i7
      • 3930K
      • 3820
用語の所属
Intel
IA-32
Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャー
関連する用語
Ivy Bridge

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