NECの開発した8086上位互換プロセッサ。正式名称はμPD70116。1983(昭和58)年発売。
1985(昭和60)年発売のPC-9801Uに初めてV30が搭載された。
その後、PC-9801シリーズ主力機であるPC-9801VM/VFなどに採用された。
V30は8086とピン互換である。
IBM PC互換機のユーザは、8086をV30に換装するという改造をよく行なっていたらしい。専門業者も登場した。
裁判による結論は以上の通りだが、この訴訟の中でNECは結果としてV30の顧客を失うことになる。
後に、NECとIntelは和解した。和解条件に「NECは今後Intelの互換MPUを開発しない」という条件が加えられたため, NECはパソコン向けMPU市場から事実上の撤退となってしまった。