ヤマハの開発したVDP。MSXturboRないしはその後継で採用される予定だったが、開発が間に合わず、遂に公式に採用されることはなかった。別名、E-VDP-Ⅲ。パッケージは128ピンQFP。
V9958と比較し、グラフィック機能が格段に向上し、また高速化された。
グラフィック画面は640×480ドット(いわゆるVGA)に対応した。これが家庭用TVで表示できる。さらに2画面重ね合わせができ、かつ独立全方向スクロール可能。スプライト(16ドット四方)は125個同時表示可能となった。最大32,768色表示可能。またパレットモード(32,768色中16色)も搭載。
動作速度はCOPYコマンドでV9958の23倍。またバスも高速化された。
これがMSXturboRに間に合っていれば、ゲームはもとより、FS-A1ST/GT内蔵のワープロや、FS-A1GT内蔵のGUI、MSXViewも高速化されていたはずであり、惜しまれるところである。