主に、(回路からの出力値)/(回路への入力値)という比をとって、増幅回路の増幅率を表わしたり、伝送回路の損失を表わしたりするのに用いられる。他にも、S/N比やC/N比を表わすのにも使われる。
このようにdBは基本的に比率を表わすもので、ある絶対的な値を表現するものではないが、比率の基準をある値に固定することで絶対的な値を表現することもできる。この場合は、基準になっている値を示す記号をdBの後に付けて表わす。dBm、dBs、dBu、dBV、dBμなどがある。
計算式. この式でlogは常用対数(底が10の対数)を表わす. dB = 20×log(E1/E2) (電圧比の場合 - E1/E2 が電圧比を表わす) dB = 20×log(I1/I2) (電流比の場合 - I1/I2 が電流比を表わす) dB = 10×log(P1/P2) (電力比の場合 - P1/P2 が電力比を表わす)
対数の性質により、比率1は0dBになり、1より小さい比率は負の値、1より大きい比率は正の値になる。