まず、理論上で3次元空間の全方向に対して均一の感度を持つ完全無指向性アンテナ(isotropic antenna)というものを考える。そして、このアンテナと測定対象のアンテナとの感度の比を求め、それを電力比のdB(10×log(y/x))で表わす。
アンテナの動作利得は、その感度に指向性を持たせる(方向によって感度特性を変える)ことによって、ある特定の方向への感度が上がり、またある特定の方向への感度は下がる。普通、アンテナはもっとも感度が高い方向で動作利得を測定するため、理論上ではisotropicアンテナの動作利得がすべてのアンテナの中でもっとも低い。
このことからdBiで表わされたアンテナ利得は "絶対利得" とも呼ばれる。