不飽和脂肪酸のうち、メチル末端に一番近い二重結合がメチル基から数えて6つ目の炭素にある脂肪酸。ω-6系脂肪酸とも言う。
代表的なものとして2価のリノール酸(炭素数18)、3価のγ-リノレン酸(炭素数18)、4価アラキドン酸(炭素数20)などがある。
肉類や大豆などに多く含まれる。
生体内での代謝は次のようになる。リノール酸はγ-リノレン酸(GLA)を経てジホモ-γ-リノレン酸に変換される。ここから先は二系統の代謝経路がある。一つはプロスタグランジン(PG1)に変換される経路、もう一部はアラキドン酸に変換される経路である。アラキドン酸の代謝経路ではプロスタグランジン(PG2)やロイコトリエン4(LT4)、トロンボキサン(TX2)等のいわゆる「エイコサノイド」に代謝される。これらエイコサノイドが過剰となると、生活習慣病を発症すると考えられている。