オブジェクト指向の環境やプログラミング言語で、実行される際に作成されるオブジェクトの実体のこと。英語の原義では、(論拠となる)例、実例、例証のこと。
Windows 3.11までのMicrosoft Windowsでは、実行されたプログラム1個をインスタンスと呼んでいた。
16ビットMicrosoft Windowsの場合、ノンプリエンプティブマルチタスク環境であったため、通常のマルチタスクでいうところのプロセスのことを、呼び分ける目的でインスタンスと呼んだ。
Macromedia FLASHの場合は、ムービー上に置いたシンボルのことをインスタンスという。
シンボルという呼称だけでは違うキーフレームに同じシンボルを配置した時に区別できなくなるため、違う呼称がある。
C++では、クラスの実体をインスタンスという。
例えばCTestというクラスがあった場合、次のようにしてクラスをインスタンス化する。
CTest Test;
そしてプログラマは、Testというインスタンスについて操作をすることになる。