ジッタ

読み:ジッタ
外語:jitter 英語
品詞:名詞

微細な揺れや変動のこと。英語の原義では、いらいら、神経過敏。

目次

電子計算機の世界でも、様々な微細な揺れを、ジッタと表現する。

  • ディスプレイの画面表示に揺れが発生すること
  • CDプレイヤーなどのレーザー信号を読み取る機器でセンサーがON/OFFを繰り返して正しい信号が取れない状態
  • アナログ通信回線上で信号の変動によってひずみが発生し、伝送エラーの原因になること

例えばCDDVDなどの記録情報は、盤面の穴(ピット)の有無、つまりディジタルの0/1値で記録されており、プレイヤーはそれにレーザーを照射して読み取る。

しかしそれで読み取られた結果はアナログ値であり、ある規定の値(しきい値、または閾値と言われる)を境として0/1というディジタル値に変換する。

しかし、ディスクの状態などによりピットとピットでは無い部分の境目などで閾値を経由する信号の振動を招き、ノイズ的な信号となってしまうことがある。これをジッタと呼んでいる。

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