Windows 2000で新たに採用された、ディスクドライブ管理方式。これに対し、旧来の管理方式はベーシック ディスクと呼ばれる。
Windows NT 4.0までのディスクドライブ管理方式には一つ大きな課題があった。それは、ディスク構成を変更した場合、再起動しなくては変更が有効にならないということである。
しかしこの仕様は、サーバ機のように常時運用が前提となるような状況では致命的ともいえるものだった。このほか、幾つかの問題を改善すべくWindows 2000から導入されたのがダイナミック ディスクである。
ダイナミック ディスクは、ディスク構成を変更しても再起動は不要である。
また複数の物理ドライブを連結してマルチボリューム化することも可能となっている。
各ディスク固有の情報は、その「ディスクそのもの」に保存される。
この機能を実現するために、各ディスクドライブ自体に1Miバイトの領域を予約し、そこにLDMデータベースと呼ばれる情報を置いている。この情報やドライブは、Windows 2000の論理ディクスマネージャ(LDM)サブシステムによって管理される。
Windows NTでもマルチボリュームやミラー化などの機能は実現できたが、Windows 2000からは基本的にダイナミック ディスクで利用するように仕様が変更されている。
利用できる構成は、次の通り。
このうち、ミラーとRAID-5はソフトウェアRAIDと呼ばれ、Windows 2000 Server以上で利用可能である。
なお、従来のベーシック ディスクからダイナミック ディスクへは簡単にアップグレードできるが、その逆はできない。