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上位互換

辞書:電算用語の基礎知識 ソフト用語編 (PYSOFT)
読み:じょうい・ごかん
外語:upper compatible 英語
品詞:名詞
1998/11/16 作成
2014/04/19 更新

元となるものとの互換性を維持しながら、より高性能を実現したもの。

先行する製品仕様に対し、後発の製品仕様が互換性を有しており(これを後方互換という)、その互換性が完全であり(完全互換)、さらに先行製品でできた全てのこと以上が後発製品でもできること。及び、そのような製品のこと。

後発の製品を高性能化するにあたり、先行製品に対して完全な互換性を保持するものをいう。なお、既に使われていない、または古すぎて利用できないなど寿命の尽きた仕様や技術などは上位機で省かれることはあり、こういったものは無くても上位互換の例外として認められる。

実例

S-VHS

ビデオデッキのS-VHSは、従来のVHSの持つ全ての録画再生の機能を持ち、更に高画質の録画機能を搭載した。

このとき、S-VHSはVHSの「上位互換機」である、という。

つまり、S-VHSは、VHSと後方互換で、かつ上位互換である。

MSX

パーソナルコンピューターのMSX2は、従来のMSXの全ての機能を持ち、更に高性能となった。

このとき、MSX2はMSXの「上位互換機」である、という。

MSXシリーズはその後も同様に上位互換で拡張され、全ての機能を持ちながら(形骸化した仕様は除く)、高機能化された。

つまり、MSX2は、MSXと後方互換で、かつ上位互換である。

Z80

8ビットマイクロプロセッサーの代表であるZ80は、8080の全ての機能を持ち、更に高性能となった。

このとき、Z80は8080の「上位互換プロセッサー」である、という。

つまり、Z80は、8080と後方互換で、かつ上位互換である。

誤用と混乱

互換性については、類似の用語が様々あり、誤用と混乱を招いている。

上位互換の場合、旧来のもの(後方)と互換性があるため、「後発製品は先発製品に後方互換がある」とも表現される。

用語の所属
互換性
スーパーセット

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