立川敬二

読み:たちかわ・けいじ
外語:TACHIKAWA Keiji
品詞:人名,+有名人

NTTドコモの取締役相談役(元 代表取締役社長)であり、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の理事長でもある。

かねてより、客を客と思っていない珍論・暴言で通信業界に笑いを呼び、そして自社に不幸を呼ぶ怪人として、通信業界では知らぬもののない人気者であった。JAXAでどんな活躍をするかが注目されている。

誕生日1939(昭和14)年5月27日(双子座)。岐阜県出身。マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学部修士コース修了。

1962(昭和37)年に日本電信電話公社(現在のNTT)に入社。1985(昭和60)年にNTT企画室担当部長、1987(昭和62)年にNTTアメリカ社長、1995(平成7)年に常務取締役サービス生産本部長、1996(平成8)年に代表取締役副社長法人営業本部長、1997(平成9)年に代表取締役副社長モバイルコンピューティング推進本部長を経て、1998(平成10)年にNTTドコモ代表取締役社長に就任、2004(平成16)年6月に同社 取締役相談役となり、2004(平成16)年11月15日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の理事長に就任した。

彼の問題発言は枚挙に遑がないが、FOMA発売以降の分だけでも既に数え切れない立川節の雨あられである。

例えば、そのFOMA自体が不振なわけだが「3Gはモビリティは高いが伝送速度が低い」と指摘し「目指すべきはモビリティが高く伝送速度も高い4G。まだまだ発展性はある。将来はバラ色だ」と、3Gすら普及させられない現状を無視した珍論を述べたり、FOMAのバッテリーが一日持たない問題について「それほどお客様が神経質だとは思っていませんでした。外国では、いまだに毎日充電して使うのが当たり前だと思っている。こんなにバッテリーの持ち時間を気にされるのは日本のお客様だけですよ。待ち受け50時間では不足だと言われればその通りなのですがね」などと顧客を馬鹿にする暴言を吐いたりする。

FOMAのエリアが狭い問題についても「既存のPDCが良すぎるがゆえに、使えないと言われてしまった」などと惚けたことを述べたり、「ニューヨークでは使えるところで使えればいいという発想がある」などニーズを無視した暴論を主張したりする。

元々はNTTドコモに売り込みに来た案件なのに、対応が遅くて結局J-フォンが先に売り出してしまった写真付きメールサービスについても、後から「世の中の需要を再認識した」などと述べていて、やはりニーズが理解できていないことを暴露している。

揚げ句、FOMAと同じ3Gで大成功中のCDMA2000 1x(後のCDMA 1X)に対し「KDDIでも3Gのキラーアプリケーションはまだ見つけておられないと思います。彼らがいいものを見つければ我々も見習いますから、それを見つけてほしい」とか、3G試験中のJ-フォン(後のVodafone)に対しては「その意味ではJ-フォンにも早くサービスを開始していただきたい」などと述べている。どんな業界でもパクり合いは珍しい事ではないが、他社に早くパクるネタを作って下さいと嘆願する社長はかなり珍しいといえる。