/etc

読み:エトセ
外語:/etc , et cetera ラテン語
品詞:名詞

UNIXPOSIX準拠OS(Linux等)で、もっぱら、そのコンピュータ用のシステム設定ファイルなどを格納するために使われるディレクトリ

デーモンやアプリケーション用の設定ファイルやスクリプトなどが置かれる。中には、なにがし.confといった系統のファイルが多い。

大昔のUNIXでは、ここに実行ファイルを置くこともあった。今ではそのようなことはせず、必要に応じてシンボリックリンクを置く、というのが一般化している。

構成

ここには、/etc/inittab/etc/passwd、/etc/hosts、/etc/rcなどが格納されるが、このディレクトリ以下の扱いはオペレーティングシステム(OS)により、また同じOSでもバージョンやディストリビューションによって結構違う。

例えば大昔のUNIXでは/etc/mountなどのバイナリが置かれていたが、今では/sbin/mountなどへのシンボリックリンクとなっている。なお、/etcとは直接関係がないが、mountの置き場所も/usr/etcだったり、/usr/sbinだったり、/sbinだったりと、時代の変遷に翻弄されている。

用途

何かソフトウェアを作り、その設定ファイルを保存する必要がある場合、/etc以下にソフトウェア名でディレクトリを作り、そこに格納するのが一般的である。

例えば、httpdの代表であるApache HTTP Serverの設定は、/etc/httpd以下に置かれている。

参考までに、資料にあるOSごとの必須または推奨のディレクトリ構造は、次のとおり。

FreeBSD

  • /etc
    • /etc/defaults ‐ デフォルトのシステム設定ファイル
    • /etc/mail ‐ メール転送エージェント(MTA)用の設定ファイル
    • /etc/namedb ‐ named用の設定ファイル
    • /etc/periodic ‐ cron用のスクリプト
    • /etc/ppp ‐ pppの設定

Linux

  • /etc
    • /etc/opt ‐ /opt用の設定ファイル
    • /etc/X11 ‐ X Window System用の設定 (オプション)
    • /etc/sgml ‐ SGML用の設定ファイル (オプション)
    • /etc/xml ‐ XML用の設定ファイル (オプション)

主要なファイル

OSにより異なる可能性があるが、このディレクトリに良く置かれているファイルは次の通りである。