この規格が考えられた当時はメモリが高価だった上にメモリを拡張しなければならないほど巨大なアプリケーションは少なかった。しかも、きちんとしたBMS規格が定まらないままEMSやXMSといった新しい規格が登場したため、広く普及することはなかった。
BMSという名称は、EMSやXMSの登場後につけられたもので、現役当時は単に「バンクメモリ」などと呼ばれていた。
これはアイ・オー・データ機器により提案・規格化されたが、その責任を取ってか、完全に時代遅れと化していたこの規格を、NEC PC-9801用としては最新のメモリ関連製品でも律義にサポートしていた点にはただただ涙であった。