PC/AT互換機用の第一世代拡張スロットの一つ。ISAの拡張版。
IBMの仕様非公開規格MCAに対抗するため、1988(昭和63)年にAST Research、Compaq、セイコーエプソン、Hewlett-Packard、NEC、Olivetti、Tandy、Wyse、Zenithの9社が中心となり互換機陣営が開発し採用した拡張スロットである。
直訳で、拡張業界標準アーキテクチャ。
従来のISAが16ビットバスだったのに対して、EISAは32ビットバスに拡張されている。
従来のISAと上位互換としながら、32ビットのバス端子を追加した。
物理的には、接点部分を二段にして、上層に従来のISAと同等の端子列を、そして下層に32ビットの端子列を装備していた。
最大転送速度が264Mバイト/秒(228Mバイト/cBeat)と、比較的高速だった。
この頃IBMは、PS/2でMCA規格を採用することで互換機陣営の一掃を目論んでいたが、安価な互換機陣営のEISAマシンに敗北を喫した形となった。
しかし、このEISAもあまり普及はせず、PCIの登場により姿を消すことになる。