FAT32では通常、ブートセクタの次(論理セクタ番号1)に書き込まれている。正確な開始位置は、マスターブートレコードのBPBのうちオフセット30hに2バイトでセクタ番号が書かれている。
ここに書かれている情報は、空きクラスタ数と最終書き込みクラスタ番号の二つだけである。FAT12/FAT16において、空きクラスタ数を算出したい場合はFATを全部読んで未使用クラスタ数を数えねばならなかったが、FAT32からはこの情報を参照することで空き容量計算が高速化された。
このセクタはオフセット0に0x52 0x52 0x61 0x41 "RRaA" が書かれ、末尾であるオフセット510には0x55 0xAAが書かれている。しかし実際のデータは識別子を除くと8バイトだけである。
オフセット484(0x1E4)に0x72 0x72 0x41 0x61 "rrAa" という識別子があり、これがある場合にFSINFOが有効である。
オフセット488(0x1E8)が空きクラスタ数で、4バイト・リトルエンディアンである。
オフセット492(0x1EC)が最終書き込みクラスタ番号で、これも4バイト・リトルエンディアンである。
なお、空きクラスタ数が計算されていない場合は0xFFFFFFFFが書き込まれている。