ISO/IEC 14443

読み:アイエスオウ・アイイースィー・いちよんよんよんさん
外語:ISO/IEC 14443
品詞:名詞

非接触ICカードの国際標準規格の一つで、近接型。通信に使う電波周波数やプロトコルなどが決められている。

小電力IC技術(RFID)の国際規格で、通信距離等を定めるもの。カード自体の大きさは、この規格では定めない。

近接型のこの規格は、通信距離10cmまでを想定している。

姉妹規格に、密着型(2mmまで)のISO/IEC 10536や、近傍型(70cmまで)のISO/IEC 15693などがある。

種類

大きく三種類のカードがあり、それぞれType-A、Type-B、Type-Cと命名されている。

Type-Aは世界で最も使われている方式で、福島交通の「バスICカード」などとして日本国内でも利用されている。

Type-Bは、日本では経済産業省の「IT CITY統一仕様・国内行政系カード標準規格」に採用され、省庁や地方自治体が主に使っている。

Type-Cはソニーが開発したFeliCaの規格である。JR東日本のSuicaを始めとした交通系や、プリペイド型電子マネーEdyなどはこれで、普及数からすると事実上の国内標準であると言える。

採用例

日本国内での採用例は、次の通りである。

なお、旅券(パスポート)についてはType-A/Type-Bのいずれかを用いる。

Type-A

オランダのPhilipsが開発したMifareである。日本ではあまり使われていない。

  • taspo
  • 福島交通バスICカード
  • ICテレホンカード (廃止)

Type-B

Type-Bはモトローラが開発を主導したもので、日本国政府や地方自治体等が主に採用している。

Type-C

ソニーの開発したFeliCaである。日本におけるデファクトスタンダード

  • Edy (ビットワレット株式会社)
  • ICOCA (JR西日本)
  • nanaco (セブン&アイ・ホールディングスなど)
  • nimoca (西日本鉄道)
  • PASMO (株式会社パスモ)
  • PiTaPa (スルッとKANSAI協議会)
  • Suica (JR東日本)
  • TOICA (JR東海)
  • WAON (イオン)

以下は、今後登場予定のもの。