Netscape Communicationsが開発したスクリプト言語。
Netscape Navigator 2.0以降で採用された、HTML中に記述するスクリプト言語(簡易プログラミング言語)。当初は "LiveScript" という名になる予定だったが、営業戦略として、当時トレンドになりつつあったJavaの名前を冠した困ったちゃんがNetscapeにいたのでJavaScriptという名になってしまった。
現在は "JScript" と呼ばれる互換品がInternet Explorerでも使用できるため、WWWにおける標準スクリプト言語とも言える。1997(平成9)年には情報通信の標準化団体ECMAが標準化を図る目的でECMAScript(ECMA-262)と呼ばれる規格を発表した。今後も更にJavaScriptの標準化が進む見通しである。
なお、Javaという名前が付けられてはいるが、Sun Microsystemsの開発した言語 "Java" とは全く関係はない。構文はJavaと同じく(当然Javaではなく)C/C++の影響を受けて作られたものと考えられる。
JavaScript 1.0はNavigator 2.0、JavaScript 1.1はNavigator 3.0、JavaScript 1.2はNavigator 4.0/4.05、JavaScript 1.3はNavigator 4.06から4.5、となっている。またNetscape 6はJavaScript 1.5である。
JavaScript 1.1での拡張は、imageオブジェクトの追加、windowオブジェクトのscrollメソッド追加、配列(Arrayオブジェクト)の強化など。またJavaScript 1.2での拡張はLAYERによるダイナミックHTML対応、switch構文追加、正規表現(RegExp)オブジェクト追加などである。
具体的にはHTML中でscript要素を用いる。さらにtype属性でMIMEタイプを指定(JavaScriptの場合は "text/javascript")を指定する。古いNetscapeではlanguage属性でスクリプト言語の種類を指定していたために、書籍によっては平然と、language="javascript"、などと書いているものがあるが、そのような記述を真に受けてはいけない。
JavaScriptはブラクラを作るためにあると思っている人もいるが、おそらく違う。
コラム 具体的にはHTML中に次のような形式で記述する. <script type="text/javascript"> <!-- document.write("hello, world"); // --> </script>