クリプトン・フューチャー・メディアより発売された、音声合成ソフトウェアの商品名。
KAITOは、日本の男性シンガーをモデルとした、日本語男性ボーカルソフトウェアである。MEIKOやMIRIAMなどと違い、誰がモデルであるのかは非公開となっているが、ミュージシャンの「風雅なおと」であることが明らかとなっている。
厚みのある低音部から、男性らしい中音域、印象的な高音部まで対応する。男声であるが、声は高めである。元がプロシンガーらしいので、元が声優である初音ミクよりも歌唱力は高いと考えられる。
キャラクターデザインは不明だが、今ひとつパッとしないパッケージデザインとなっている。
後継製品である「VOCALOID2」シリーズと比較すると、どうしても音声合成エンジンが古い分、音質に難がある。どう調整しても、VOCALOID2のようなクリアな声は出せないようである。
あまり実用化されていないため、チューニング後の歌唱力については未知数であるが、MEIKOが初音ミクよりも歌唱力が高かったことから、KAITOも同様と考えられてはいる。
ポップ、ロック、R&B、童謡など、様々なジャンルに応用されている。
ニコニコ動画には、槇原敬之の「カイト」をKAITOに歌わせた作品がある。
KAITOという「キャラクター」については、公式設定はない。
ニコニコ動画などにおける暗黙の了解(非公式設定)では、女性ボーカルMEIKOと姉弟で、初音ミク、鏡音リンが妹、鏡音レンが弟、ということになっている。このため、KAITOは「兄さん」と呼ばれる。
また「アイスクリーム」が好き、ということになっている。これはニコニコ動画の【初音ミクへの回答】にイラスト付けてみた
という動画内で、KAITOがアイスを食べながらアイスクリームの歌(作詞 さとうよしみ、作曲 服部公一)を楽しそうに歌っていたことに由来する。
男性キャラということで、女性人気は高いようである。
KAITOはオリジナル曲が皆無である。
そこで代わりに、つだみきよ原作のアニメ「プリンセス・プリンセス」の「キミと出逢ってから」(歌:宮澤篤司)がテーマ曲となっている。
これは、神調教によるKAITOのカバー
の出来が良かったことによる。
以前は、KAITO用に作られたオリジナル曲は皆無だったが、KAITO人気の高まりを受け、徐々にその数を増やした。現在ではミクなどと同様、アマチュア作曲家がオリジナル曲を唄わせたものが幾つかニコニコ動画などに発表されている。
ここではオリジナル曲として確認されたもののうち、2008(平成20)年2月1日00:20(31日@680)時点でニコニコ動画での再生回数2000回以上(関連動画、曲詰め合わせ等は除く)の曲をリストアップする。
なお、コーラスなどでKAITOが使われている曲は、ニコニコ動画にも幾つか見られる。
現時点では、作者が自主的に削除したもののみである。理由は不明。