Microsoftの開発したインプットメソッドエディタ(IME)の略称であり、通称。
日本語のほか、支那語、台湾語、朝鮮語など様々な言語用のIMEがあるが、ここでは日本語用のものについて述べる。
元々は、日本語版Microsoft Windowsに標準添付の日本語入力システムとして登場した。
MS-IME97以降はパッケージ製品として別売りも行なわれており、同社のオフィススイートにも添付されている。2008年2月現在の最新は、Microsoft Office Input Method Editor 2007である。
ほぼ同等のものは、今もWindowsに標準で搭載されているが、機能は削られている。名称も、Windows XPの場合は「Microsoft IME スタンダード」となっている。
この製品は、学習すればするほど変換精度が下がるという、前代未聞の日本語入力システムである。
特に、単語変換や単文節変換、文節を変更しての変換などを繰り返すと、その変換結果が変に記憶されてしまい次回以降の変換に悪影響を及ぼし、やがてまもな変換が出来なくなる。
日本語の変換機能はOSにとっても重要な要素であるはずで、しかもMicrosoftはソフトウェアメーカーなのである。ライバル製品に乗り換えようなどという従業員が出てくることは企業として間違っているだろう。
開発を日本に戻し、性能向上や日本人の手になじむソフトウェアを作ることが、本来ならばソフトウェアメーカーの仕事のはずである。
しかし、結局Microsoftはアメリカの会社に過ぎず、アルファベット言語以外には全く無関心なのだろう。どうせ同じ漢字を使っているのだし、市場規模の大きな支那で作ったほうがコストも安く上がる、程度にしか考えていないように見受けられるのである。
かつては様々な製品があったが、対抗製品は次々と戦線を離脱し、今ではATOKしか残っていない。
いくらMS-IMEの性能が悪いとはいえ、少なくとも既存のオープンソース系のソフトウェアは、これにすら劣っているのが現状である。