CMU(米カーネギーメロン大学)が国防総省の支援を受け開発した分散オブジェクト指向のオペレーティングシステム(OS)のこと。基本仕様設計は現在Microsoftにいるリック・ラシュドが担当した。
Mach自体の主機能はメッセージ通信で、4.4BSD互換のUNIXシステムコールのインターフェイスを装備している。Machはマイクロカーネルと呼ばれるもののひとつだが、純粋なマイクロカーネルではないため、柔軟性に乏しく、パフォーマンスも劣悪である。
NextのNEXTSTEPやDECのDigital UNIX(OSF/1)、IBMのRS/6000用のOS/2、TENONのMachTen、OMRONのLuna、MicrosoftのWindows NTのようなメジャーなものの他に、Apple ComputerのRhapsody、GNU Hurd、ヘルシンキ工科大学のLITES、ユタ大学のFlux(Mach 4.0とも呼ばれる)、カーネギーメロン大学のMach-USなど、新世代OSと呼ばれるような比較的新しいOSのマイクロカーネルとして多く利用されている。