Webブラウザの一つ。「Mozilla」の第四義。
第三義のMozilla(単なるMozilla)用に開発されたレイアウトエンジンGeckoを使った、本家Mozilla Foundationの開発メンバーらが作ったソフトウェア。
現在は、WebブラウザのMozilla Firefoxと、MUA兼ニューズリーダのMozilla Thunderbirdがある。
オープンソースソフトウェアとしてのMozillaは、その源流をNetscape Communicatorとしている。
Netscape Communicatorは、Webブラウザや電子メールクライアント(MUA)などの機能が統合された、オールインワンのインターネット統合ソフトであったことから、当初のMozillaも、そのようなソフトウェアであり、これはMozilla Suiteと呼ばれた。
統合ソフトウェアは、一見便利ではある。
しかし、単にWebブラウザとして使おうとしても、電子メールクライアントやHTMLエディタなども統合化されているため肥大化しており、不都合が多かった。そこで、この解決として作られたものが、Firefoxであった。
FirefoxはMozilla Suiteと同じコートベースから派生しており、レンダリングエンジンも同じGeckoを利用する。
結果として、Mozilla SuiteのうちWebブラウザ機能は「Mozilla Firefox」、電子メールクライアントは「Mozilla Thunderbird」として、それぞれ機能が分離されたのである。
そして、Mozilla Foundationは今後はこの二作品に注力するため、Mozilla Suiteは開発を終了することとなった。
Mozilla Suiteの開発は別団体に引き渡されることとなり、これは以降、SeaMonkeyとして開発が継続されることとなった。