相変化ディスクの一つで、松下電器産業(現・パナソニック)が開発した。
CDサイズの読み書き両用記憶媒体である。
松下(Panasonic)が積極的に採用していた。正式な見解は発表されていないが、PDの語源は実はPanasonic Discの略という話もある。
相変化を利用して情報を記憶する。
媒体の表面は、230MバイトのMOのようにくっきりと線で区切られていて、一見MOと似たものだと錯覚するが内容は全く違う。
また相変化という技術的な問題から、MO程の耐久性能は期待できない。
通常は保護用のキャディケースに入れて使用する。
このPDのキャディは、CD-ROM用と互換性があるが、若干拡張されている。
具体的には、ケースの下側に切り欠きが付いていて、ハード的に容易にCDかPDかを認識できるように設計してある。しかし実際はディスク面に直接レーザーをあててCDとPDを判別しているものが多い。
また、同じくキャディがCDと異なる点として、キャディ左下の部分にライトプロテクト(書き込み・削除禁止)用のノッチが付いている。
PD自体は、安価だったMOその他リムーバブルメディアに押され、普及はしなかった。
しかし、PDの後継としてDVD-RAMが作られた。
DVD-RAMのバージョン1は、PDと同じ2.6Gバイトで、互換性があった。但し、バージョン2.0以降ではPDとは互換性がない。PanasonicブランドのDVD-RAMドライブは、古いものはPDも読み書きできたが、バージョン2.0以降対応の製品ではPDは利用できない。