画像ファイルフォーマットの一つで、代表的なものの一つである。NASAのThomas Boutellによって開発された。
最大色数は1ピクセルあたり48ビット色(約280兆色)で、RGB各色65,536階調まで対応する。GIFの8ビット(256色)から大幅に拡張された。
また、1ピクセルあたり最大16ビットのグレイスケール(白黒)画像に対応する。黒から白までを65,536段階に表現できる。
多色対応のフルカラー画像ファイルフォーマットにJPEG(JFIF)があるが、PNGは画像の劣化が許されないような場合や図表などに使うことができる。
GIFファイルは独自のファイル形式を持っていたが、PNGはRIFFチャンク形式を採用し、汎用性や拡張性も高い。
例えばMacromediaのHTML制作ソフトFireworksは、このPNGに独自のRIFFチャンクを追加したものを保存形式に使用しているほどである。もちろん、このFireworksで作ったPNGは他のソフトでは普通のPNG画像ファイルとして利用できる。
よく使われるチャンクに、次のようなものがある。
標準補助チャンクは、必須チャンクに対して置かれる位置が決められているものがある。例えばtRNSチャンクは、PLTEチャンクの後で、かつIDATチャンクの前でなければならない。
Internet Explorerは4.0以降で対応を開始した。
Netscape Communicatorではそれに少し遅れて4.04以降でサポートされた(ただし、Windows 3.1版のNetscape Navigatorを除く)。
他にもMacMosaicやXMosaicなどでサポートされ、今では殆ど全てのWebブラウザで対応されている。
HTML等からは、GIFやJPEGと同様にimg要素で利用できる。