SoftEther

読み:ソフトイーサ
外語:SoftEther: Software Ethernet
品詞:固有名詞,@道具

EthernetでのLANカードおよびスイッチングHUBをソフトウェア的にエミュレートして仮想化し、従来は自由な通信が困難であった環境でも複数台のコンピュータやネットワーク間を通信可能とするソフトウェア。作者は登 大遊(のぼり だいゆう)

人気を博した後に、登は2004(平成16)年4月1日、ソフトイーサ株式会社を設立するに至る。

Ethernet自体をソフトウェアで実現するVPN(仮想ネットワーク)構築システムであり、情報処理振興事業協会(IPA)の未踏ソフトウェア創造事業 未踏ユース部門による支援を受けて開発された。

他のVPNとの大きな違いにして特徴は、各種ファイアウォールプロクシNATのほぼ全てを通過して通信可能なトンネリング通信機能にある。

善用・悪用さまざまな応用の考えられるソフトウェアで、発表時点から業界を騒然とさせたが、IPAからの要請により一週間程度公開停止となるというアクシデントもあった。

一言でVPNといっても用途は様々であり、様々な実装がある。

利用条件から利用するVPNを選択することになるが、家庭で利用することを想定した場合、次のような条件が考えられる。

  1. 様々なプロトコルを通過させたい
  2. クライアントは殆どがWindows
  3. 設定は簡単であるべき
  4. 利用するソフトウェアは無料が望ましい
  5. クライアント数は1台ないしせいぜい数台

様々なプロトコル

このうち様々なプロトコルを通過させることについては、次のようなケースが考えられる。

WWWやメールは当然として、ビデオストリーミングやオンラインゲームなどが出来ないと困る(かも知れない)。さらにNetBEUI(ファイル共有に使うプロトコル)のようなTCP/IPでないプロトコルが使えると望ましいだろう。

しかし実はこれがかなり厳しい条件で、L2TPPPTP、openVPN、SoftEtherくらいしか候補がないのである。

人気

Windowsベースで稼働するにはopenVPNはやや不利、PPTPやL2TPはクライアントの設定は難しくはないがサーバ側の設定はやや面倒、ということで、Softetherは登場するなり高い人気を博したのである。