ソニー、松下、ビクター等が1970(昭和45)年に発表した、世界初の民生用(家庭用)VTRの規格。1971(昭和46)年10月10日にソニーが "U-マチック" という商標で発売した。1972(昭和47)年1月に松下から "Uビジョン"、4月にビクターから "U-VTR" が発売された。
それまで使われてきた業務用のVTRは全てオープンリール方式だったが、U規格は民生用ということもあり、使いやすさを考慮して19mm(3/4インチ)テープを使ったカセット方式を採用した。
しかし肝心の一般家庭には殆ど普及せず、1975(昭和50)年にソニーがベータマックス、1976(昭和51)年にビクターがVHSを発表してからは完全に本来の存在価値を失ったが、その後は業務用途として細々と使われ続けることとなった。