UNIXに標準添付されているファイル転送プログラム。あるUNIXコンピュータから別のUNIX コンピュータへ、ファイルをコピーするためのもの。
TCP/IPよりプリミティブ(原始的)な方法で、専用線を必要とせず、かつてUSENETやJUNETがこの方式を用いて電話回線でネットワークを構築していた。当時はメールやネットニューズの配送に頻用されていたが、殆どのサイトがIP到達可能になった現在では滅多に利用されない。
通常はシリアル回線を利用して通信する。現在ではTCPを利用するものも作られており、これはuucp via TCPと呼ばれている。
専用線を用いたIPベースのネットワークとは異なり、メッセージを送りたい相手のホストと直接通信できるとは限らない。したがって、自分よりも送信相手に近いコンピュータと接続した時に、そのメッセージをそのコンピュータへと送信する。受けとったコンピュータも同じことを続ける。このようなバケツリレー方式で最終的にはメッセージを送りたい相手ホストへと届けられる。
1995(平成7)年ごろまではこの方法で電子メールやネットニュースが配送されるのが一般的だった。