MSX用のUNIX互換オペレーティングシステム(OS)の名。
UZIXは、Douglas BraunによりPC/AT互換機用に書かれたUZIを、Archi SchekochikhinとAdriano Camargo Rodrigues da CunhaがMSX用に移植した、MSX用のUNIXである。
UZIは、AT&T UNIXの7th Editionのほぼ全てを含んでおり、ファイル入出力やマウント、ディレクトリ、ユーザ及びグループID、パイプ、デバイス入出力、更にプロセス制御のためのfork、execve、signal、kill、pause、alarm、waitも完全にサポートされている。
起動可能なプロセス数は最大で31個(計1Miバイトのメモリを必要とする)、シェルはsh(Bourneシェル)となっており、Cコンパイラ(Hitech-CやMSX-C)の制限を回避するための修正以外には変更は無く、オリジナルのままの機能を有する。
MSXシリーズのCPUは、8ビットマイクロプロセッサであるZ80またはR800である。
決して速くは無いが、実用速度で動作はする。なお、システム速度はZ80が135dhrystones/s、R800が1099dhrystones/sである。
更に、Z80/R800はアドレスバスが16ビットのため、最大64Kiバイトというメモリアクセス制限もあるが、MSX2以降に搭載されるメモリマッパ(MMS)を利用しているため、最大で4Miバイトまでの拡張に対応する。
ファイルシステムはMS-DOS互換であり、UNIXの形式とはなっていない。