エスケープシーケンス

読み:エスケープシーケンス
外語:escape sequence 英語
品詞:名詞

エスケープコードと呼ばれる制御コードと、それに続く文字列により、様々な拡張機能を実現するもの。

エスケープコードは、ASCIIでは0/11(0x1b)を、EBCDICでは2/7(0x27)を使う。

DOS時代

MS-DOSなどでは、独自のエスケープシーケンスに対応し、コンソールで次のような機能に対応した。

  • 文字の色の変更
  • 文字の背景色の変更
  • カーソルの位置の変更
  • 言語の切り替え

多くの機種で対応したが、それぞれについて互換性がなく、挙動が異なることがあるので注意が必要である。

EBCDIC

EBCDIC/EBCDIK環境で、エスケープシーケンスの類いがどれ程使われている/いたのかは、定かではない。

EBCDICの日本語拡張にKEISJEFがあるが、EBCDIC字面と日本語字面の切り換えには、双方ともにエスケープシーケンスを使っていない。

KEISでは、1/10 4/1でEBCDIK→漢字モード、1/10 4/2で漢字モード→EBCDIKである。

JEFでは、2/8でEBCDIC→漢字モード、2/9で漢字モード→EBCDICである。

ISO/IEC 2022

ISO/IEC 2022では、文字列の途中で言語の切り換えを可能とするように、エスケープ拡張の方法を国際標準化した。

具体的には、「ESC + 0文字以上の中間文字 + 終端文字」という構成を必要回数実行し、7ビットまたは8ビットの範囲に必要な言語を指定して使用する。こうすることで、従来のASCIIと互換性を持たせながら、世界中の言語に対応できる。