スカパー!光

読み:スカパー・ひかり
品詞:商品名

オプティキャストが提供する、標準テレビジョン放送の電気通信役務利用放送サービス。

一戸建て住宅やマンションを対象とした、光ファイバーを用いたテレビジョンサービスである。WDM(波長分割多重通信方式)を用いることで、インターネット用信号と共存し(帯域幅を奪わず)、テレビ放送を行なう。

番組は、CATVと場合と同様に受信拠点で受信され、その放送が光ファイバーで配信される。

サービス名称

このサービスは、何度か名称が変更されている。

沿革は、次の通りである。

  1. スカパー!対応 光ファイバーTV OPCAS (オプキャス)
  2. 光パーフェクTV! (光PerfecTV!、通称「ピカパー!」)
  3. 光パーフェクTV! (光PerfecTV!、通称「スカパー!光」)
  4. スカイパーフェクTV!光 (SKY PerfecTV!光、略称「スカパー!光」)

2008(平成20)年10月1日付けの関東での契約約款では「スカイパーフェクTV!光」とされている。他の地域では「光パーフェクTV!」という古い呼称が残っている。

但し、スカパーJSATのWebサイト上では、すべて「スカパー!光」で統一されている。

番組

具体的な放送番組は、次の通り。

次は、放送していない。必要なら別途受信機器が必要である。

  • スカパー!e2
  • WOWOWアナログ放送

なお、アナログ放送は2011(平成23)年7月24日に終了する。

配信

放送は、インターネットなどで使われる光ファイバーに重畳して送られる。

NTT地域会社の「フレッツ光」や、ケーブルテレビその他のFTTHサービスで引かれた光ファイバーを利用する。

既存のデータ通信を妨害しないように、テレビ信号は多重化されて光ファイバーに流される。

なお、次のものは、異なるチャンネルに変換して配信される。

  • BSアナログ放送 ‐ VHFの空きチャンネル
  • BSデジタル放送 ‐ VHF/UHFの空きチャンネル

BSデジタルは周波数を変えて配信しているため、この放送を視聴する場合は後述する「BSデジタルアップコンバーター」で周波数を変えなければならない。

受信

基本

引き込まれた光ファイバーは、受信する加入者宅内で、V-ONU(映像用回線終端装置)と呼ばれるONU(光端末回線装置)に接続される。

フレッツ光のみの場合、インターネット回線はGE-ONUに直結されるが、スカパー!光を使う場合は、一旦V-ONUに接続され、ここから短い光ファイバーでV-ONUとGE-ONUを接続することになる。

V-ONUからは、同軸ケーブルで、元のテレビ電波信号が出力される(パススルー方式)。このため、市販のテレビジョン装置やチューナーを接続するだけでこれらが視聴可能である。

V-ONUの同軸ケーブルは、次にBSデジタルの信号をBS-IF周波数へ変換する「BSデジタルアップコンバーター」に接続される。

戸建て

戸建ての場合、BSデジタルアップコンバーターに各種機器を接続する。

チューナー内蔵型テレビであれば、BSデジタルアップコンバーターにそのまま繋ぐことができる。

さもなくば分配機を使いRF信号を複数に分ける。一方はテレビに直結、もう一方はスカパー!光CSデジタルチューナーなどに接続し、その映像信号をテレビのS端子やAV端子などに接続する。

なお、チューナーは衛星放送のものとは違うスカパー!光専用のチューナーを使う。

マンション

マンションタイプの場合、BSデジタルアップコンバーターの出力はTV共同受信設備の同軸ケーブルへと接続され、これが各戸へと送信される。

各戸での接続方法は、上の戸建ての場合とほぼ同様である。

チューナー

チューナーは現在「スカパー!光CSデジタルチューナー」と呼ばれている。

このチューナーは、有償でレンタルされる。市販品があるのかは定かではないが、もしあるなら衛星放送のスカパー!と同様、それを用いることも可能である。

一家に二台以上のテレビジョン装置がある場合、各テレビジョン装置ごとにチューナーが必要なことは衛星放送のスカパー!と同様である。この時レンタル料はその台数分必要になるが、2台目以降は加入料が不要である。

なお、解約時はチューナーの回収料を含めた解約料が別途かかる。