ニジエ

読み:ニジエ
外語:nijie 和製英語
品詞:固有名詞

株式会社ニジエが運営しているイラスト投稿SNS。男性向けの二次元エロ専門イラスト投稿SNSとしては日本最大の会員数を持つ。

目次

ニジエは2012(平成24)年2月10日、個人運営のサイトとして開始された。

絵描き、ROM問わず着実に会員数を増やし続け、2015(平成27)年5月頃に会員数が30万を突破、2015(平成27)年10月頃までには40万を突破していたという。

会費は無料だが18禁である。

  • 2012(平成24)年2月10日: 個人運営のサイトとして開始
  • 2014(平成26)年2月26日: 「ニジエ大性典」機能開始
  • 2014(平成26)年3月9日: 看板娘機能開始
  • 2014(平成26)年4月: 「株式会社ニジエ」が発足し、法人化
  • 2014(平成26)年5月7日: Twitter連携イラスト投稿サービス「omata-pic」開始
  • 2014(平成26)年11月: あしあと機能
  • 2015(平成27)年2月25日: ニジエ大明神開設 (「絵馬」の掲載が可能)
  • 2015(平成27)年5月頃: 会員数が30万を突破
  • 2015(平成27)年8月頃: 効果音再生機能を実装
  • 2016(平成28)年2月1日: DMM同人(後のFANZA)のサークルIDとニジエのユーザーIDの連動を開始
  • 2016(平成28)年7月31日: フィーチャーフォン(ガラケー)版ニジエの提供終了
  • 2015(平成27)年9月頃: 会員数が60万を突破したらしい
  • 2017(平成29)年2月10日: 5周年
  • 2017(平成29)年2月13日: 抜かれた投稿作品について、「時間別抜いた数」の表示が可能に
  • 2017(平成29)年9月7日: おすすめユーザー機能
  • 2018(平成30)年2月3日頃: 会員数が90万を突破したらしい
  • 2018(平成30)年4月7日頃: 連投規制が30分以内に1枚から、30分以内に2枚に変更
  • 2018(平成30)年4月8日頃: 試験対応のmp4動画投稿に正式対応
  • 2018(平成30)年6月25日: 会員数が100万人突破
  • 2018(平成30)年8月26日: 支援サイトへのリンクボタン対応
  • 2019(平成31)年1月13日: イラストコミッションサービス「Skeb」へのリンク対応
  • 2020(令和2)年6月8日: NGボタン機能の追加
  • 2022(令和4)年2月10日: 10周年
  • 2022(令和4)年4月7日: 会員数が200万人突破

傾向

  • 良いところ
    • まったりしている
    • 人は徐々に増えている。pixivからの移住が一番多い
    • 他のSNSとの連携が可能 (Twitter)
    • 外部の通販サイトなどとの連携が可能 (DLsite、FANZA、デジケット)
    • 外部の支援サイトとの連携が可能 (Fantia、ci-en.net)
    • 外部のコミッションサイトとの連携が可能 (Skeb)
    • 用途は「抜く」ことが前提となっている、隠し事も嘘偽りもない堂々とした正直な設計
  • 悪いところ
    • 登録していないと、絵は全くみられない (投稿される絵は殆どが18禁であるため仕方がない)
    • コメントや評価などが少ない。閲覧数は決して少なくはないが、ROMの閲覧が多いようである

雰囲気

絵描きが男性用の「おかず」を提供したり、その「おかず」でヌいたりする、それに特化した設計と雰囲気を持っている。

そのため、ショートカットキーが用意され、片手で操作しやすいように工夫されていたりもする(後述)。

投稿できる絵は原則として女の子のえっちな絵である。女の子ならえっちでなくても問題ないが、えっちでもショタ男の娘などは、単独の場合は投稿しても非表示設定となる。

コメントを付けることも自由自在だが、スタンプも大量に用意されており、言葉の代わりにスタンプで感想を表現することもできる。

実際、例えばニコニコ春画などではエロ絵を投稿しても得られるコメントは「ふぅ・・・」などのニコニコ動画のノリであり感想に情報量が全くないが、ニジエはそのかわりに豊富なスタンプで感情を表現できるようになっており、殆どの絵について、スタンプ以外のコメントがない状態である。

マスコットキャラ

次のようなマスコットキャラが用意されている。

  • ニジエたん

    金髪ポニーテール。緑色の大きな葉っぱに似たリボンを付けており、まるで柑橘系果物のよう。

  • ヤミエたん

    黒系の髪のロングで、巨乳。ニジエたんと同様に、橙から赤系統の大きな葉っぱに似たリボンを付けている。

  • ヌイタボたん

    「抜いた」ボタンの擬人化キャラ。精子の擬人化ともされている。

    白ないし銀色の髪のロングテールで白い精子型の帽子を被り、後ろ髪をピンクの大きなリボンで結んでいる。

  • チンポップくん

    男性器をモチーフにしたキャラ。ポップアップ表示などに使われている。

評価方法

絵の評価方法は、「いいね」と「抜いた」がある。

「いいね」は押し放題。押せば押すほど点数が増える。いいと思っただけ押せば良い。どこかのpixivのように、偉そうに絵を点数評価するようなシステムではない。誰が何回押したかなどは通知されない。

「抜いた」は、おかずにした際に押せば、「いいね」とは別次元のベクトルにて良さを表明することができる。抜いたことを公表もできる。この機能は日本の(もしかすると世界の)イラスト投稿SNSの中では唯一である。

「いいね」も「抜いた」も、相手には通知されない。作者に分かるのは、押された回数(と、抜いたについては押された時間帯)だけである。

気に入った絵師は、ブックマークに追加することが可能。

射精管理

「抜いた」を押せば、「射精管理」に記録される。また、ニジエ外で抜いた記録も、この射精管理に記録できる。

この抜いた履歴は、公開することも、非公開にすることもできる。

足跡

イラスト投稿SNSとしては珍しい部類に入る「足跡」機能がある。

投稿者は、誰が観に来たか(どの絵を観たかまでは分からない)が分かる、絵を観る人にとってはとても恥ずかしい機能である。よりによってエロ絵専門サイトで足跡である。恥ずかしいことこの上ない。絵描きとしては観てくれた人が分かるので嬉しい。足跡経由でフォローし合うこともある。

なお、忍者モードとして、自分の足跡を残さない設定も可能。恥ずかしい人はこれで。

コメント

コメントは、文章や、スタンプで付けることができる。

このため気軽にコメント可能で、大量のコメントが得られやすい。

スタンプは何種類かのカテゴライズから選ぶことができ、2016(平成28)年1月時点では、「ニジエたん」「文章系」「チンポップ」「公式グループ」がある。ユーザーが投稿して使うことも可能だが、運営承認制である。場合によっては公認され、誰でも利用可能に設定されることもある。

タグ

タグはニコニコ動画などと同様、閲覧者も編集可能。但し他人の絵にタグを追加した場合、「誰が追加したか」が会員番号で相手に通知される。

各タグは、やはりニコニコ動画などと同様で、ニジエのエロ用語辞書「大性典」にリンクされる。

大性典

元々はニコニコ動画のニコニコ大百科に端を発する辞書辞典機能である。

pixivはニコニコ大百科をパクったが、ニジエも負けていない。

ショートカットキー

2016(平成28)年1月現在、次のショートカットキーが用意されている。

  • CTRL+↓:ボスが来た(回避画面)
  • CTRL+↑:ボスが来た画面から戻る
  • ↑↑↓↓←→←→BA: コナミコマンド
  • ←: イラスト画面で、次のイラストへ
  • →: イラスト画面で、前のイラストへ
  • N: 差分時、次の差分へ
  • B: 差分時、前の差分へ

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