ビットミュージック

読み:ビットミュージック
外語:bitmusic
品詞:固有名詞

SME(ソニーミュージックエンターテイメント)によるインターネット上の有料音楽配信サービス。

1999(平成11)年12月20日に、ソニー・メモリースティックウォークマン(MW-MS7)の発売と同時に開始された。

レコード会社による、メジャーアーティストの新譜も含む完全な音楽配信サービスとしては世界初である。

決済方法にはクレジットカード、Smash(So-net会員制オンラインショッピングサービス)、WebMoneyeLIOEdyから選択できる。なお初回購入時にはEMD(音楽配信)登録を行なう必要がある。

配信日時

CDシングルのタイトル曲を、新曲ではCD発売と同時(CD発売日の正午)に、1曲単位で販売される。

また、購入前に30秒程度を視聴することができる。

価格

価格は1曲あたり210円(税込)程度。

当初は、1曲あたり350円程度だった。この価格設定に関しては、販売側曰く「通常3曲入りのCDシングルから算出した適正な価格。配信設備の費用や技術開発・ライセンス手数料などを考慮すると当面は赤字で、採算が取れない」としていた。

一方でユーザからは、「CDより音質が劣りコピーガード機能のため可搬性も低いのに、CD並の価格なのは高すぎる」という見方がなされた。

もっとも、音楽というのは昔から高止まりで、価格差は殆どない。そして実際はメディアによる音楽の価格差も、殆ど無い。大昔のレコードも、テープも、CDも、価格差は殆どないので、音質で価格を比較するのは現実には無意味ではある。

しかし、こういった販売方法が現在の若者には受け入れられず、価格については見直しを余儀なくされたようである。

技術

音楽の圧縮技術はATRAC3が、著作権保護技術としてOpenMGが採用されている。どちらもソニーの独自技術で、汎用性は低い。

OpenMGの制限により、パソコンダウンロードした曲は、ダウンロードしたパソコン上、および同時3枚までのMGメモリースティックでのみ再生が可能である。

一度転送(チェックアウトと呼ぶ)すると、元のデータが変更され、残り転送数が減らされる。

但し、スティックから曲を戻して(チェックインと呼ぶ)、別のスティックに再転送する事も可能で、一切のコピーを許さない対抗規格SolidAudio方式よりは融通の利く仕様となっている。