プライベートIPアドレス

読み:プライベート・アイピーアドレス
外語:private IP address
品詞:名詞

IPv4ではRFC 1918、IPv6はRFC 2373で規定されるIPアドレスで、インターネットに直接接続されない計算機のインターフェイスに対して自由に割り当てることができるアドレスのこと。

このIPアドレスを使用して外部と直接通信することはできない。したがって、IPv4の場合は通常NATNATe(IPマスカレード)等の技術を使用して外部と通信する。

また、通信プロトコルごとにゲートウェイ(プロクシサーバ)を介して通信する手段もある。

これらはイントラネット等で使うためのIPアドレスであって、インターネットのルーティングには決して出してはいけない。通常はルータによってせき止められる。

プライベートIPアドレスの逆引きはかつてはInterNIC、現在はNSI(Networksolutions)と南カリフォルニア大学が行なっているが、サーバの負荷を減らすために自組織内でネームサーバを立ち上げることが望ましい。

IPv4プライベートIPアドレス

次のアドレスは、RFC 1918規定のプライベートIPアドレス(ローカルIPアドレスとも呼ばれる)である。多くの場合、クラスCが用いられる。

クラスA10.x.x.x10/8 prefix
クラスB172.16.0.0〜172.31.255.255172.16/12 prefix
クラスC192.168.x.x192.168/16 prefix

IPv6

IPv6では、「fec0::/16」というサイトローカルアドレスと呼ばれるものが一時期提案されていた。

これは、「サイト」と呼ばれる範囲内において一意となるIPv6アドレスで、IPv4のプライベートIPアドレスと同様のものである。

尤も、RFC 3879で、早々と廃止(正確には、規格上は存在するが使用は推奨しない)が決定している。