平成電電株式会社。新電電の一つ。
バックボーンに自社のIPネットワークを利用した直収電話サービスを低価格で提供するベンチャーで、対抗にフュージョン・コミュニケーションズがいた。
IPネットワークといっても、これはあくまでバックボーンがIP化されているというだけで、いわゆるIP電話ではない。
直収電話(平成電電の回線に直接繋ぐ)と中継電話(NTT回線経由で繋ぐ)が選択可能。直収電話は後にサービス名をCHOKKAに変更し、更に後に平成電電コミュニケーションズ株式会社に移管されている。
中継電話の事業者識別番号は0083と0084で、電話サービスは0083。マイラインへの登録も可能。中継電話サービスは当初は平成電電株式会社がサービスしていたが、2005(平成17)年7月30日より平成電電コミュニケーションズでのサービスとなっている。
ちなみに直収電話の場合、110や119番などの通話に制限がある。
電話加入権の高額買取などもしていたが経営は芳しくなかったようで、2005(平成17)年10月3日、東京地方裁判所に民事再生手続開始の申し立てを開始した。負債総額は9月末で約1200億円とみられる。
ドリームテクノロジーズの支援中止を受け、2006(平成18)年4月17日に再生を断念した。負債総額は3月末で約1300億円とみられる。
平成電電のマイラインやCHOKKAは日本テレコム(後のソフトバンクテレコム)に移動することになった。