影像混信

読み:えいぞうこんしん
品詞:名詞

スーパーヘテロダイン受信機特有の現象で、二つの異なった周波数が選択されてしまう問題。イメージ混信ともいう。

例えば、中間周波数を1[MHz]にするとする。10[MHz]を受信するためには局部発信周波数を11[MHz]とするが、この時12[MHz]も同時に受信できてしまう(12-11=1)のである。このうち10[MHz]が目的の周波数であるのに対して、12[MHz]は影像周波数という。

これを防ぐためには、高周波増幅器の選択性を上げる、阻波器(ウェーブトラップ)を入れる、中間周波数を高くする、などの方法がある。

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