.cn

読み:ドット・スィーエン
外語:.cn
品詞:名詞

支那(ChiNa)の国別ドメイン(ccTLD)。

大きく4種類に分けられる。

  • .cnドメイン
  • .com.cnドメイン
  • .net.cnドメイン
  • .org.cnドメイン

しかし、下三つは人気がないらしい。

公開

元々は支那共産党(以下、支共とする)の支配下にある地域内(中華人民共和国と呼ばれている領域)に在住する者のみが取得できた。

2003(平成15)年には、商用、組織用として、支共支配下に在住していなくても取得が可能となった。

条件

技術面

基本的な仕様はRFCに準拠しており、他のドメインと同様である。

  • 文字数: 2文字以上、63文字以内
  • 使用できる文字: 半角英数字(A〜Z、0〜9)、半角ハイフン

国際化ドメイン名(IDN)には未対応。IDN識別子であるXN--で始る文字列は取得できない。

CNNICによる制限

CNNICにより、取得ができないと定義されている条件は、次のとおり(意訳)。

  • カントリーコード(ISO 3166)に相当するもの
  • 支共の政府機関の名、およびリーダーの名
  • 国防上必要な名前
  • 州名、都市名
  • 特別な電話番号
  • 全てのgTLDと、いくつかのセカンドレベル(biz.cn、kids.cn)
  • 有名な商標
  • 世界文化や遺産などの名前
  • 支共領内の大学名など
  • 著名なニュース媒体の名前

法的な制限

支共領内の法律が適用され、それを犯す内容での利用は、有無を言わず削除される。

次のような目的では利用できない。

  1. 中華人民共和国の国家機密漏洩、州機密漏洩、国家反逆、州統治を乱す。
  2. 中華人民共和国の国益、国家の名誉を損なう。
  3. 各国間の敵意を煽る、中華人民共和国の内乱を誘発する。
  4. 中華人民共和国の宗教政策に反する、カルト・迷信を広める、公序良俗に反する、社会秩序を乱す。
  5. 中華人民共和国にポルノ、猥褻行為、賭博、暴力、殺人、テロ、犯罪などを誘発する。
  6. 中華人民共和国の国民を誹謗中傷、法的権利を損なう。
  7. その他中華人民共和国の法律、規約、規則等に抵触するもの。

より分かりやすくは、次のような目的で利用すると消される(ドメインも、開設者の命も)。

  • 支共の検閲を受けていない報道
  • 支那の民主化を求める活動
  • 天安門事件など、支共の犯した行為や歴史の真実を紹介する
  • チベットなどに対する弾圧の真実を紹介する
  • 台湾は独立国である
  • 尖閣諸島は日本の領土である

簡単には、支共に不都合な内容の一切で利用できない。

登録数

ドメイン利用状況を調査しているZookNICの集計によると、2008(平成20)年7月時点で「.cn」は1236万件あり、それまで長く最大のccTLDだったドイツの「.de」を抜いて最大になったとされる。

この時点で、.cnと.deを合わせると世界のccTLDの37%を占める規模とされる。

危険の目印

McAfeeが2008(平成20)年6月4日に発表した、Webで訪問すると危険なTLDの調査結果によると、.cnは極めて危険であり、香港の「.hk」に次いで第二位の危険度だとされる。

この報告では、.cnサイトの11.2%が危険であると判定された。