AOL

読み:エイオウエル
外語:AOL: America OnLine
品詞:会社名,@企業,商品名,+BBS局

かつての米国の世界最大のパソコン通信BBS。現在はインターネットサービスプロバイダ(ISP)としても運営されている。1997(平成9)年に日本へ進出し、同年末には総会員数が1000万人を超えた。

1997(平成9)年9月に長距離電話会社WorldCom社がCompuServe社をその親会社であるH&R Block社から買収、そしてCompuServeのコンテンツ部門CIS(CompuServe Interactive Service)をAOLに転売し、これによりAOLはAOLとCompuServeの二つのコンテンツサービスを得ることになった。

なお、WorldCom社はAOLのネットワーク関連子会社ANS社も買収しており、その代わりにAOLはWorldComをメインのプロバイダとして回線提供を受ける形にする契約を結んだ。結果的に、CompuServe(コンテンツ&回線)、AOL(コンテンツ&回線)、WorldCom(回線)という三つの企業が、AOL(AOLコンテンツ/CompuServeコンテンツ)、WorldCom(WorldCom回線/CompuServe回線/AOL回線)という形に整理された。

インターネットバブル時代の2001(平成13)年1月には映画、音楽、雑誌、テレビなどの伝統的メディアを手がけるタイム・ワーナーを買収し、アメリカのメディア・娯楽大手AOLタイム・ワーナーとなった。後にネットバブルは崩壊、旧AOL部門の業績は低迷を続け、かつ経営陣も旧タイム・ワーナー出身者が主導権を握るようになるに至り、AOLタイム・ワーナーは社名をタイム・ワーナーに変更することとなった。

パソコン通信時代のAOLにはAOLなりの文化が存在していたが、AOLがインターネットに接続された後、AOLの会員がネットニューズなどのインターネット文化圏に流れ込んだ際、旧来のインターネット住人と文化衝突などの大問題を巻き起こした。この確執は今もなお続いているらしい。