共通管理情報プロトコル。OSIの開放型システムに関する資源を統合的に管理するための管理プロトコルで、アプリケーション層で動作する。ISO/IEC 9596-1で規定されている。
CMIPは、応用サービス要素(ASE)の一つ共通管理情報サービス要素(CMISE)間で交換され、システム管理応用サービス要素(SMASE)に対して共通管理情報サービス(CMIS)を提供するために用いられる。
OSI管理で規定されるシステム管理モデルには拡張性を考慮してオブジェクト指向モデルが採用されており、全体としては管理する側の開放型システム(マネージャ)と管理される側の開放型システム(エージェント)間の通信が規定されている。マネージャはエージェントを通してエージェント内に含まれる抽象化された管理オブジェクトを管理し、管理オブジェクトの操作はマネージャによる「管理操作」の実行によって行なわれ、その結果起こった事象は「通知」としてマネージャに返される。
管理オブジェクトは管理オブジェクトクラスというテンプレートによって共通特性(属性、グループ、通知、動作、挙動)が定義され、それに対応する実際のオブジェクトは管理オブジェクトインスタンスで表わされる。また管理オブジェクトクラスは継承することができ、大元のスーパークラスを元にサブクラスを定義して特性の拡張を行なえる。