差動位相偏移変調(差動位相変換式変調)方式の略。
PSKは位相差で情報を伝える変調方式だが、位相識別のための基準信号も伝送しない限り受信側ではどの位相が0ラジアン(0°)なのか解らない。
そこで、現在の一つ前に伝送されてきた正弦波の位相をその都度0°(基準)と解釈して位相を判別する方法が採られていて、これをDPSKと呼ぶ。
ディジタル符号伝送では専らこの方法が使われ、単にPSKと呼ばれていても、正確にはほとんどDPSKであることが多い。
その他には4相DPSKの一種で同じ位相が連続しないように工夫された「π/4 Shift QDPSK」などがある。
BELL 212Aや、ITU-T V.22などの規格で採用され、1,200bpsのモデムなどで用いられている。