次世代のIPのこと。IPv4は、誕生時点では充分と思われていながら、実は誕生時点から既にIPアドレスは枯渇しており、1990年代に入るとそれは決定的なものとなっていた。
そこでこれを解決する新たなプロトコル策定が議論され、その際の名前(仮称)が次世代のIPという意味のIPngである。
これは、現在のIPv6に相当する。
この候補中、真っ先に脱落したのはCATNIPである。
その後はTUBAの可変長アドレスか、SIPPの固定長アドレスかの議論が続き、固定長の方が処理しやすいという結論に至る。
最終的にIPngは、SIPPをベースに、TUBAの利点を取り入れるがIPとしての基本的な姿勢を変えない、という結論をIPng案とし、評価結果と共に1995(平成7)年1月にRFC 1752
として公開された。
またこのRFCに先立ち、前年の第30回IETFミーティングにおいて、IPngにはSIPPの128ビット長アドレス版であるSIPP-16の採用が決定され、同時にIPv6と命名された。
この後、作業部会もIPv6-WGに名を改め、IPv6の設計などに取り掛かることになる。