通信網を自前では持たず、他の携帯通信事業者から大口割引にて通信設備を借り受け、二次的に通信サービスを提供する事業者のこと。
初期投資を抑えて通信事業に参入できることから、欧州を中心にこの方法でサービスをしている。
第一号は英航空大手ヴァージン・アトランティックを傘下に持つ英ヴァージングループで、英国で100万人超の加入者を獲得した。
日本では、過当競争を防止し事業者を保護するため、携帯電話は地域ごとに3〜4社、PHSは3社という法規制が付いた。
但し、寡占を合法化することは難しいため、その代替として第二種電気通信事業者という業種が認められた(現在では、この枠組みは存在しない)。
日本でも、通信市場の競争促進とサービスの多様化を目指し、かつての郵政省、現在の総務省も導入に積極的であるが、現実にはお寒い状況である。
日本通信は2006(平成18)年10月31日、WILLCOMの通信設備に加え、NTTドコモ、KDDI au、ソフトバンクモバイルのいずれかが提供する3Gデータ通信サービスを切り替えて利用できるサービス「ドッチーカ」を発表した。
この時点では前3社はなおMVNOに応じていないが、発表では事業者のどこか1社と相互接続完了から1ヶ月以内にサービスの提供を開始するとしている。
通信カードは3Gデータ通信とPHSで別々となり、PCカード2枚搭載可能な機種が必須となる。
パッケージはNTTドコモ+WILLCOM、KDDI+WILLCOM、ソフトバンクモバイル+WILLCOMの3種類の提供が計画されており、価格は6ヶ月分の通信費、通信カード込みで15万〜20万円が予定されている。