NAT

読み:ナット
外語:NAT: Network Address Translation
品詞:名詞

プライベートIPアドレスと、グローバルIPアドレスを相互に変換して接続するための、アドレス変換技術のこと。RFC 1631外部リンクで規定される。

NATはアドレスだけを参照する。ポート番号変換にも対応するのは後継のNATeである。

ルータやファイアウォールソフトウェア等でサポートされている基本的な機能である。

具体的にはLAN内で独自に附番されたプライベートIPアドレスと、インターネットで通用するアドレス(例えばプロバイダからPPP接続時に割り振られたIPアドレス)を相互に変換する。

こうすることで、相互の交信は可能だが、外部から内部のネットワークが見えないようになり、一定のセキュリティを確保することが出来る。

欠点

その仕様上、動的ルーティング(ダイナミックルーティング)が不可能な点や、いちいちチェックサムを再計算しなければならないために速度が遅い点などがある。

拡張

歴史的には、NATが複数のIPアドレスを確保し、一つのLANからのアクセス毎にIPアドレスを割り振っていく形式のものを指した。

現在ではIPアドレスだけでなくポート番号の変換も行ない、NATに割り当てられた一つのIPアドレスだけで複数のLANから外部へのアクセスを可能にする技術(PAT、NATeなどとも言う)のことも指す。